現在、日本女性が一生のうちに乳がんを患う頻度は約23〜30人に一人といわれています。
つまり小学校等の40人程度の学級をイメージすればクラスの一人が乳がんになるといえます。
そして現在では胃がんを抜いて乳がんが首位に躍り出る勢いとなっています — source。
乳がんが胃がんや肺がんと違う特徴に、20代からしばしば発症し40代という(癌年齢としては若い)年齢層にピークがあることがあげられます。
まだ妊娠可能であったり、子育て中であったり、社会の一線で働いていたりするこの年代が乳がんに倒れた場合の直接的な社会的損失は計り知れないものがあります。
また配偶者やこどもなどに対する精神的影響もより大きく、家族性のうつが増加するとも報告されています。
つまり乳がんはかかる人が多いうえ、さらに個人、家族、社会にもより大きな影響をもつ病気なのです。
この病気は女性本人にとどまるものではありません。愛する家族や友人、仲間のためにも乳がん検診を受けましょう。
乳ガンは他の癌にくらべ、的確な検査方法が多く存在し、治療方法も多く、
がんが早期の段階で見つかり、適切な治療がなされれば、完治も多い疾患なのです。
しかしながら、いままでの検診の中心であった視触診で見つかる乳がんの多くは進行がんでした。
そこでより早期からの発見が可能なマンモグラフィが現在の検診の中心となったのです。
一方、超音波検査もまた有効な検診方法ですが、問題点は検査実施者の技量に大きく左右されることと
事後の検証が困難な点です。またなにより集団検診として採用するには効率が悪く、また金額的なコストも膨大となります。
検診メニューとしてはやや不向きといえます。
但し、乳腺実質が豊富な人(若年層等)には超音波検査がより有効な場合もあり、適切な選択が必要です。
その他のMRI、CT,、PETなどが検診に使われることがありますが、効率、コストの面から、高額な個人向けドックはともかく、集団検診としては不向きといえます。
乳がんというと、身体だけの病気のようですが、そうではありません。
私たちの身体とココロは密接につながっています。
つまり、身体の健康はココロの健康につながるのです。
逆にココロの健康も身体の健康につながります。
乳がんかもしれないと不安になる気持ちが生じると、その不安がストレスになることがあります。
そして、そのストレスが他の病気につながる可能性もあるのです。
例えば喉が痛いような気がして「風邪をひいたかもしれない」と不安になったことはないでしょうか。
そのような不安が生じたときに、重要な仕事が詰まっていたり、楽しみにしていた旅行が控えていたら
どう感じるでしょうか。仕事までに、旅行までに絶対治さなければというプレッシャーを感じたり、
仕事ができなかったり、旅行に行けないかもしれないと不安になる場合があります。喉の痛みが風邪ではなく、気のせいだったと分かったら、不安もストレスもなくなりますよね。
「病気かもしれない」「乳がんかもしれない」と不安になったことがある人はいませんか?
その不安を取り除くためにも、日頃から自分で乳がんチェックをしてみることや、
乳がん検診を受けてみることはお勧めです。
自身の身体の健康をチェックすることで心に不安を溜めないようにしましょう。
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